ゼニスは、LVMHウォッチウィーク 2023にて、「デファイ」コレクションの新作を発表した。その内訳は、「デファイ スカイライン」のバリエーションが3種、「デファイ エクストリーム」のバリエーションが1種。新作にはユニセックスモデルも含まれ、コレクションの幅を一気に拡充させた。
シンプルな3針からクロノグラフまで、コレクションに加わった新作群
ゼニスは、LVMHウォッチウィーク 2023にて、「デファイ」コレクションの新作4種類を発表した。その内訳は、2022年発表された「デファイ スカイライン」のバリエーションが3種、「デファイ エクストリーム」のバリエーションが1種である。それぞれ個別に紹介する。
「デファイ スカイライン スケルトン」は、ファセット加工を施したシャープなケースラインと、10秒で1回転するスモールセコンドを備えた「デファイ スカイライン」の41mmケースモデルに、スケルトンダイアルを採用したモデルだ。そのオープンワークは、ゼニスが1960年代に採用した“ダブルZ”ロゴを彷彿とさせる、4つの点を結んだ星の形をしている。
複雑なオープンワークを施したダイアルが印象的な「デファイ スカイライン スケルトン」。6時位置には、10秒で1周するスモールセコンドが配され、1/10秒単位までを正確に表示する。自動巻き(Cal.エル・プリメロ 3620)。3万6000振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径41mm)。10気圧防水。140万8000円(税込み)。
ダイアルはブラックとブルーの2種類がラインナップされる。ステンレススティールブレスレットの他、ラバーストラップも用意され、いずれもクイックストラップチェンジ機構によって簡単に脱着ができる。
「デファイ スカイライン」の36mmケースモデルも発表された。既存の41mmケースモデルと同様、スポーティなデザインのケースやダブルZモチーフのダイアルパターンを特徴としつつ、ユニセックスなサイズ感に改められている。
デファイ スカイラインに追加された、36mmのミドルサイズモデル。12角形のベゼルや8角形のケースデザインは、41mmケースモデルを踏襲しつつ、センターセコンドの3針ムーブメントを搭載する。自動巻き(Cal.エリート670)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径36mm)。10気圧防水。107万8000円(税込み)。
ダイアルカラーはメタリックディープブルーに加え、ピンクとグリーンのパステルトーンの3種類がラインナップする。ベゼルにダイヤモンドをセットしたバリエーションも用意され、幅広いニーズに応える。
既存の41mmケースモデルには、コレクション初のブティック限定エディション、「デファイ スカイライン ブティック エディション」が追加された。今作は、レギュラーモデルの特徴的なケースはそのままに、アンスラサイトカラーのダイアルを採用している。ダブルZモチーフのダイアルパターンとインデックスや針には、ピンクゴールドカラーが採用され、エレガントな印象に仕上がっている。
コレクション初のブティック限定エディションとして登場した本作。41mmケースモデルをベースに、アンスラサイトカラーのダイアルを組み合わせている。自動巻き(Cal.エル・プリメロ 3620)。3万6000振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径41mm)。10気圧防水。ブティック限定。107万8000円(税込み)。
マッシブなデザインが魅力の「デファイ エクストリーム」には、50本限定エディションの「デファイ エクストリーム グレイシャー」が登場した。その名の通り、氷に覆われた不毛の地にインスピレーションを受けた今作には、その景色を想起させる天然石が用いられている。大型のプッシュボタンを保護するプロテクターと、12角形のベゼルに採用されているのは、ペールブルーに輝く鉱物、カルセドニーである。
プッシュボタンのプロテクターとベゼルに、ペールブルーの天然石であるカルセドニーを採用した本作。搭載するキャリバーエル・プリメロ 21は、クロノグラフ用の高速脱進機を備え、1/100秒までを計測することができる。自動巻き(Cal.エル・プリメロ 21)。3万6000振動/時。パワーリザーブ約50時間。Tiケース(直径45mm)。20気圧防水。世界限定50本。301万4000円(税込み)。
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