ベルギーの時計メーカー、レッセンスは、2023年の新作モデル「Type1 Round」を発表した。2023年6月よりレッセンス正規販売店にて、全世界で発売する。
レッセンス「Type1 Round」
自動巻き(cal.ROCS 1.3(Ressence Orbital Convex System)。モジュール(Cal.2892))。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約36時間。Tiケース(直径42.7mm、厚さ11mm)。10m防水。258万7200円(税込み)。6月発売予定。
レッセンスが特許を取得したROCS(Ressence Orbital Convex System)という独自のパワーユニットにより、時、分、秒、曜日表示が互いを追いかけるように常に文字盤が回転。時間を見るたびに文字盤内のレイアウトが変わるという、他に類を見ない独創的な動きを実現。この結果、情報は一枚の紙に書かれたように、すべて一つの面に表示され、どの角度から見ても直感的に情報を読み取れる高い視認性を確保している。
シンプルで官能的な形の美しさを表現したデザイン
腕時計は人々の生活の中で機能的な役割を担っている存在といえるだろう。しかし、それ以上に腕時計は感情的なものであるとレッセンスは考えている。オーナーと腕時計との間に「意味と感情、そして触覚的な関係」を作り出すことを目的として、新作『Type1 Round』は、従来のレッセンスコレクション同様、人間工学に基づいたデザインによるミニマルな時間の表現が継承されている。
文字盤はダーク&ビビッドの新色カラーのナイトブルーに仕上げられた。ジャーマンシルバー製ディスクが文字盤の動きに反応して時間の経過に合わせて魅惑的で異なる表情を見せてくれる。インデックスはエングレーブされた後にグレードAスーパールミノバを充填。また従来モデルよりも秒針と曜日針はサイズアップされより視認性を高めている。
人間工学的なフォルム
ドーム状サファイアクリスタルとチタン製ケース(グレード5)をシームレスに融合。ケースの端ぎりぎりまで滑らかで丸みを帯びた風防が広がり、有機的で人間工学的なフォルムを実現した。
Type1 Roundには、右利き用、左利き用を示すリューズは存在しない。その代わりにチタン製のケースバックを回転させて時刻合わせ、およびムーブメントの巻き上げを行う。
Contact info: RESSENCE / レッセンス(DKSH ジャパン)
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