パルミジャーニ・フルリエは「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」を発表した。2022年に発売された「トンダ PF GMT ラトラパンテ」と、機能的な連続性がある。ダイバーズウォッチの目盛りベゼルで測っていた経過時間設定を、18Kローズゴールド針で、しかも分単位で設定できる新機能を搭載している。
昨年発表され人気急上昇した「トンダ PF GMT ラトラパンテ」に続いて、またもや世界初となる新機構を搭載した「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」は、シンプルな外見に操作性の高い複雑機構を搭載するという、まさにメゾンの精神を体現する新作時計である。このモデルでは、トンダ PFG MTの時針と同じ機構を使いながら、分針に経過時間設定の機能性を持たせている。
トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ
パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」
自動巻き(cal.PF051)。35石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。60m防水。438万9000円(税込み)。
自動巻き(cal.PF051)。35石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.7mm)。60m防水。438万9000円(税込み)。
「トンダPF GMT ラトラパンテ」はローカルタイムとホームタイムを1時間単位で区別することができるが、「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」には、5分または1分単位で分を表示する世界初の新機能が追加された。ダイアルには、時針と2本の分針が重ね合わされている。1本目の分針は、ロジウム加工されたゴールド製で、時針と連動したリアルタイムを表示する。2本目は、通常はロジウムプレートの針の下に隠れている18Kローズゴールド製の針で、5分または1分の単位をオンデマンドで計算することが可能だ。
8時位置のプッシャーで5分、10時位置のプッシャーで1分と、どちらの場合もプッシャーを押すと、ローズゴールドの針が目的に合った単位でジャンプする。ロジウムプレートの針と18Kローズゴールドの針の位置が重なると、計測する時間が経過したことになり、針は、スプリットセコンド機能と同様に、リューズ一体型のプッシャーで元の位置に戻される。この機能により、分単位の計測を必要とするシーンやイベント時に、一定の時間にわたってオンデマンドで分数の微調整を行うことができるのだ。
パルミジャーニ・フルリエ創業25周年を記念するユニークピース「ラ・ローズ・カレ」を披露
https://www.webchronos.net/news/75399/
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パルミジャーニ・フルリエの最高峰モデル、レ・ローズ・カレ コレクション・グラン・フー「ロサ・セレステ」が発表
https://www.webchronos.net/news/87796/
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パルミジャーニ・フルリエ「トンダ PF スケルトン」を実際に着用。「見れば見るほど所有欲が湧き上がる」
https://www.webchronos.net/features/89178/
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