H.モーザーは、スモークサーモンカラーのフュメダイアルを備えた「ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモン」を発表した。ヴィンテージ感漂うこのモデルは、1年間のみの限定生産となる。
スモークサーモンカラーダイアルの「ストリームライナー・センターセコンド」
H.モーザー愛好家から「グリーンドラゴン」の愛称で呼ばれている「ストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーン」に続き、新色の「ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモン」が登場する。クラシックなエレガンスとヴィンテージ感を漂わせ、バランスの取れた美しさを持つ3針モデルで、1年間のみの限定生産となるスペシャルエディションだ。
自動巻き(Cal.HMC 200)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約3日間。SSケース(直径40mm、厚さ12.1mm)。12気圧防水。312万4000円(税込み)。今夏発売予定。
「ストリームライナー・センターセコンド」は、直径40mmのクッション型ケースを備え、1920年代から30年代にかけて活躍した高速列車を思わせる美しい曲線を特徴としている。人間工学に基づいたデザインで、ケースにはラグがなく、ステンレススティール製ブレスレットと完全に一体化している。ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されている。
ダイアルはわずかにドーム型になったサファイアクリスタルで覆われ、ケースバックはシースルー仕様だ。ブレスレットは、そのまま手首のラインに沿うような曲線を描く。複雑な構造のこのブレスレットは、すべてのリンクが可動するように連結され、ブラシ仕上げにポリッシュ仕上げを組み合わせた穏やかな波の形をしている。
H.モーザーは、ステンレススティール製のケースとブレスレットの魅力をさらに引き出すべく、スモークサーモンカラーの新しいフュメダイアルを作り上げた。高級時計の世界ではよく知られるこのカラーは、モデルにヴィンテージ感をもたらす。光の反射によって、チョコレートカラーのようにもゴールドカラーのようにも見える、独特なダイアルだ。
ダイアルにはスペシャルエディションのみのグリフェ仕上げが施され、光によってブラックから思いがけないミラー効果まで表情が変わる。ふたつのセクションに分かれた立体的な時針と分針には、スーパルミノバを注入した革新的なセラミック化合物であるグロボライト®のインサートが埋め込まれている。
ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンに命を吹き込むのは、自社で一貫して設計、開発、製造されたCal.HMC 200だ。このムーブメントには系列会社のPrecision Engineering AGが製造した調速機構が装備されている。名高いモーザー ダブルストライプで装飾されたCal.HMC 200には、エングレービングを施した大型のソリッドゴールド製ローターが組み込まれ、パワーリザーブは約3日間を誇る。
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