デファイ リバイバル コレクションの最新作として、ゼニスから1969年に発表された最初のデファイシルエットを現代的に再解釈した「デファイ リバイバル シャドウ」が登場した。グレーのケースやブラックのダイアル等、モノトーンな色調の「クロノマスター リバイバル シャドウ」と同様に、ダークトーンや落ち着いた質感により、歴史的なモデルの伝統と現代的なアクセントを融合させたクリエイティブなモデルだ。
1969年に誕生した特徴的なケース形状を採用
1969年のA3642から始まったデファイの象徴的である角張ったスティール製ケースは、光沢のあるポリッシュ仕上げとサテンブラッシュド仕上げのコントラストのある表面が特徴だが「デファイ リバイバル シャドウ」からは統一感のある雰囲気を感じさせる。チタンは、軽量でありながら耐久性に優れ、腐食に強い金属である。
14面ベゼルを持ち、角張った「デファイ リバイバル」のケースは、全体がマイクロブラスト加工のマットな仕上がりで、チタンのダークグレーのトーンで表現された独特のケース形状が引き立てられている。1969年に回帰するデザインでありつつ、色調や質感は現代的でゼニスのデファイ ラインがいかに時代の先端をいく存在であったかを示している。
アイコニックな「ラダー」ブレスレットも見どころ
ゼニス初のアイコニックな「ラダー」ブレスレットは、1969年に有名なゲイフレアー社がゼニスのためだけにオリジナルで考案したもので、リンクとバックルはチタン製でケースと同じマットな質感で仕上げられている。軽量なチタンはこの伝統あるブレスレットの人間工学に基づいた快適性をさらに高めている。より合理的な感覚を得られるフォールディングバックルが腕にフィットする。
鮮やかな文字盤のカラーと印象的なグラデーション効果が特徴的だったオリジナルの「デファイ」ラインの腕時計とは逆に「デファイ リバイバル シャドウ」の文字盤はマットなブラックで、独特のヴィンテージ感がある。クリーム色のスーパールミノバを塗布した針と、横方向の溝を持つアプライド スクエア アワーマーカーは、視認性を高めるためにポリッシュとロジウムで仕上げられている。
30気圧防水の機能を損なうことなく、サファイアクリスタル製ケースバックから見えるエリート670自動巻きムーブメントは、4Hz(28,800振動/時)の振動数で作動し、50時間のパワーリザーブを備えている。
「デファイ リバイバル シャドウ」は1969年当時、デファイの伝統的で独特のフォルムがいかに異彩を放ち、時代の先端をいく存在であったかを示している。
Contact info: ゼニス ブティック銀座 Tel.03-3575-5861
https://www.webchronos.net/features/93814/
https://www.webchronos.net/features/92308/
https://www.webchronos.net/news/90020/