セイコー プロスペックスのスピードタイマーより、100分の1秒まで計測できる精密なストップウォッチ機能を備える新作ソーラークロノグラフモデルが発表された。本作は新たなデザイン性と新開発ムーブメントを採用するスピードタイマーのニューフェイスであり、レギュラーモデル2種と数量限定モデル2種が2023年7月8日(土)より発売される。
視認性と判読性を追求した新デザイン
セイコー プロスペックスの「スピードタイマー」は、計時機器のパイオニアであるセイコーが長年に渡り培ってきた、高い実用性を追求するデザイン哲学に基づいたコレクションである。
そのデザインは時間を正確に読み取るための高い視認性や判読性を特長としており、豊富な機能性によってスポーツシーンに限らないあらゆるシーンで正確な計時を提供する。
今回このスピードタイマーの新作として、新開発のキャリバー8A50を搭載し、視認性・判読性を追求したデザインを備えるソーラークロノグラフモデルが登場した。
光発電クォーツ(Cal.8A50)。平均月差±15秒。SSケース(直径42.0mm、厚さ12.9mm)。フル充電時約6ヶ月間。10気圧防水。各11万円(税込み)。2023年7月8日(土)発売予定。
その最大の特徴は、積算表示を完全に独立させたユニークなダイヤルレイアウトであり、4つのインダイアルを配置することで確実な計時を可能としている。
また、モノクロカラーで構成されたインダイアルはコントラストによって視認性と判読性が高められており、プッシュボタンに操作しやすいハンマー形状のボタンを採用するなど、「正確な時を計る」というスピードタイマーの設計思想を体現したデザインが魅力となっている。
カラーバリエーションは、ホワイトとブラックの2色が登場する。どちらもインダイアルとメインダイアルでカラーと仕上げに差がつけられており、一瞬一瞬を見逃さない精密な計時機器としての側面が強調された。
世界陸上ブタペスト23記念限定モデル
光発電クォーツ(Cal.8A50)。平均月差±15秒。SSケース(直径42.0mm、厚さ12.9mm)。フル充電時約6ヶ月間。10気圧防水。世界限定4000本(うち国内700本)。12万1000円(税込み)。2023年7月8日(土)発売予定。
1985年より「世界陸上競技選手権大会」の公式計時を務めてきたセイコーは、2023年夏ハンガリーのブダペストで開催される「世界陸上ブダペスト23」にて、18回連続となるオフィシャルタイマーを務める。
本作はこの2023年度大会を記念する限定カラーとして登場。ダイアルには陸上競技のトラックのような型打ちを採用しており、栄光の象徴であるゴールドカラーを使用するなど、熱い戦いが繰り広げられるスタジアムの熱狂を腕から感じ取れるモデルに仕上がっている。
本機の精密なストップウォッチ機能を使えば、実際の公式タイムキーパーのようにタイムを計測しながらの競技観戦が楽しめるだろう。
世界初のアナログクオーツクロノグラフモデルをオマージュした40周年記念限定モデル
光発電クォーツ(Cal.8A50)。平均月差±15秒。SSケース(直径42.0mm、厚さ12.9mm)。フル充電時約6ヶ月間。10気圧防水。世界限定4000本(うち国内700本)。11万5500円(税込み)。2023年7月8日(土)発売予定。
カラーバリエーションとして、1983年に発売された初代アナログクオーツクロノグラフの誕生40周年記念モデルも登場する。こちらは比較的クラシカルなカラーリングが特徴的であり、そのモチーフには1992年に登場した、アナログクオーツクロノグラフの40年間の歴史の中でも特にエポックメイキングなモデルが採用されている。
なお、本作の裏ぶたにも、限定仕様としてLIMITED EDITIONの文字とシリアルナンバーが記される。
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