セイコー 5スポーツより、マイルストーンである初代セイコー 5スポーツを復刻した限定モデルと、ブランド創成期の代表的なデザインを色濃く受け継いだレギュラーモデル3機種が発表された。限定モデルは7月8日(土)、レギュラーモデル3機種は9月8日(金)より発売される。
55周年の節目にふさわしい初代デザイン復刻モデル
1968年に誕生したセイコー 5スポーツは、2023年でブランド誕生55周年という節目の年を迎えた。今回、その記念として、初代セイコー 5スポーツを復刻した新作限定モデルが発表された。
限定仕様として、裏ぶたには「Limited Edition」とシリアルナンバーが表記される。自動巻き(Cal.4R36)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ12.5mm)。10気圧防水。世界限定1万5555本(うち国内1330本)。4万9500円(税込み)。2023年9月8日発売予定。
1960年代後半~70年代前半にかけて人気を集めた初代モデルは、セイコーの歴史を語る上で欠かせないマイルストーンとして、今なお根強い人気を誇っている。新作は、ブラックを基調とし、ビビッドカラーでアクセントを加えた初代モデルのビジュアルを踏襲。コレクション全体で可能な限りオリジナルのデザインを再現したファン垂涎のモデルに仕上がっている。
ケースやベゼルデザイン、ブレスレットについても初代モデルのDNAが色濃く継承された。ケースは当時と同じ39.5mm径を採用。ベゼルのデザインやスケールもオリジナルに準じたものが採用されており、ブレスレットも当時の特徴的なフォルムがそのまま再現されている。
なお、本作は現行機であるキャリバー4R36を搭載しており、ブレスレットについても素材や着用感が改善された現代の日常使いに適するものとなっている。オリジナルデザインの特徴と現代の技術をバランス良く取り入れた本作は、55周年という特別な年にこそふさわしい復刻モデルと言えるだろう。
初期デザインをオマージュしたレギュラーモデル3機種
ブランド誕生55周年を記念する今回のリリースでは、ブランド創成期に人気を博していたスポーツデザインにオマージュを捧げる3機種も登場する。発売は2023年9月を予定しており、SKX Sports Styleコレクションにレギュラーモデルとして加わる。
自動巻き(Cal.4R36)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ13.4mm)。10気圧防水。4万4000円(税込み)。2023年9月8日発売予定。
新作のカラーリングは、前衛的なビビッドカラーを採用していた初期モデルの中でも、特に人気を集めていた3種類をベースに採用。アーカイブモデルのレトロな雰囲気はそのままに、実用性に優れるSKXのケースを採用したことで、現代にふさわしいデザイン性と機能性を備えたモデルへと昇華している。
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