ブライトリングは「トップタイム」シリーズからふたつの新作モデルを発表した。新作は、これまでのデウス・エクス・マキナおよびトライアンフ・モーターサイクルとブライトリングとのコラボレーションの成功に基づいて生まれたものだ。今回から、ブライトリング マニュファクチュール キャリバー01の導入により、さらにギアを一段上げた格好になった。
トップタイム B01 デウス
「トップタイム デウス」の第3弾として、ブライトリングとカスタムバイクファッションのブランド、デウス・エクス・マキナがタッグを組んだ。この新作はカラフルな前作とは一線を画したモノクロのデザインで、ブラックダイアルにコントラストの効いたホワイトの3つのサブダイアルとタキメータースケールを組み合わせている。
ブラックのレーシングカーフスキンストラップ、またはメッシュメタルブレスレットのどちらにも対応。ダイアルの外側にはレッドの差し色、そして前2作のトップタイム デウスと同じく稲妻形のセンター・クロノグラフ秒針が、ひと際色鮮やかな存在感を放っている。
ダイアル上にはデウスのエンブレムとスローガン「in benzin veritas(乗れば分かる)」が配され、ヴィンテージのダッシュボードメーターを思わせるコントラストが効いた「角丸」のサブダイアルが特徴である。
トップタイム B01 トライアンフ
今やブライトリングのコアコレクションの一部となった「トップタイム トライアンフ」。今年は、ブライトリング マニュファクチュール キャリバー01を搭載したプレミアムなアップグレードを実施。オープンケースバックの新デザインから、洗練されたムーブメントのメカニズムを眺めることができる。速度計測用タキメータースケールを備えた2 カウンターディスプレイ、12時位置と6時位置に配されたブライトリングとトライアンフのロゴが特徴である。
レトロなロゴ、マッシュルーム型のクロノグラフプッシャー、「ゾロ」ダイアルのデザインなど、コレクターならきっとヴィンテージブライトリングへの回帰に気付くだろう。トップタイムで1960年代に採用されたボウタイのモチーフは、メタルブラッシング技術によりさり気なく溶け込み、特定の光のもとでのみ浮き上がる。
1960年代の空気感
1960年代は、実験的で、楽しみや自由、エネルギーにあふれた10年だった。オートバイを駆り、スポーツカーを走らせ、全速力で人生を謳歌することが当時の風潮で、ウィリー・ブライトリングは時代の変化を感じとり、その息吹を感じられるような型破りなクロノグラフのデザインを開始。彼はそれを「トップタイム」と呼んた。
伝統は今も受け継がれており、ブライトリングはモータースポーツ界とパートナーシップを組み、トップタイムのデザインを生み出し続けている。トライアンフとのコラボレーションによるこのウォッチのハイライトは、アイスブルーのダイアルだ。この特徴的なカラーは、1951年発売のトライアンフ・サンダーバード6T と、1970年代の希少なブライトリング トップタイム Ref. 815 ブルーダイアルモデルと同色である。
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