ブルーの文字盤ランキング / トレンドを超えたブルー

古川直昌（46歳） 『クロノス日本版』編集長

「トレンドカラーの競演」
基本的にブルーダイアルは守備範囲外だったのだが、これだけ多種多彩な仕上げ、カラーリングが揃うと無視できなくなってきた。中でも出色は、パテック フィリップの“ブルー・ソレイユ・ダイアル”だろう。

1 パテック フィリップ／Ref.5270 永久カレンダー搭載クロノグラフ
2 パテック フィリップ／ Ref.5124 ゴンドーロ
3 ヴァン クリーフ&アーペル／ ポエティック コンプリケーション ミッドナイト プラネタリウム
4 オメガ／シーマスター アクアテラ マスター コーアクシャル
5 パテック フィリップ／ Ref.6000 カラトラバ
6 H.モーザー／エンデバー・パーペチュアル カレンダー・ファンキーブルー
7 カール F.ブヘラ／ エボテック ビッグデイト
8 ブルガリ／オクト
9 ブランパン／フィフティ ファゾムス オーシャン コミットメント バチスカーフ フライバック クロノグラフ
10 タグ・ホイヤー／ モナコ キャリバー11 クロノグラフ

名畑政治（55歳） 時計ライター

「もはや定番の域のブルーダイアル」
トレンドというより、もはや定番化した感のあるブルーダイアル。赤や黄色のダイアルもハマルといいが、どうしても一過性のもの、といった印象はぬぐえない。これに対してブルーなら、たとえトレンドが去っても全然恥ずかしくないだろう。そこがポイント。例によって、すべて同列、順位無し。

・ ブライトリング／クロノマット 44 ブラック MOP ブラック アイ
・ グランドセイコー／SBGR073
・ ゼニス／エル・プリメロ 410
・ ノモス／チューリッヒ ブルーゴールド
・ オメガ／シーマスター 300 マスター コーアクシャル
・ タグ・ホイヤー／ モナコ キャリバー11 クロノグラフ
・ パルミジャーニ・フルリエ／ トンダ 1950 メテオライト
・ フレデリック・コンスタント／ スリムライン ムーンフェイズ マニュファクチュール