選考委員の選定モデル詳細


菅原 茂(65歳) 時計ジャーナリスト
「質実剛健だけじゃなくて...」
イメージがどうも堅苦しい、地味な感じがするドイツ時計。ドイツといってもいろいろありますよ、という柔軟な観点から選んでみたのだが、いかがでしょう。

1 グラスヒュッテ・オリジナル/Sea Q
2 モリッツ・グロスマン/コーナーストーン
3 ユンハンス/バウハウス 創立100周年記念"マックス・ビル オートマティックLtd1000”
4 ストーヴァ/アンテア バウハウス100周年記念モデル 第2弾
5 ポルシェデザイン/シックスティーズ(オレンジダイアル) 1919 グローブタイマー UTC
6 ヴェンペ/ツァイトマイスター ワールドタイム
7 チュチマ/パトリア アドミラル ブルー
8 A.ランゲ&ゾーネ/リトル・ランゲ1 "25thアニバーサリー"
9 ジン/206.ARKTIS.II
10 グラスヒュッテ・オリジナル/シックスティーズ(オレンジダイアル)


安藤夏樹(44歳) 編集者
「いろいろ周年の多いドイツ時計」
ベルリンの壁崩壊から30年というのに留まらず、バウハウス100周年、 ブランド設立周年、モデル発表周年、などとにかく今年はドイツ時 計にとっては節目の年。その分、各ブランドも力が入っており、秀作が多いという印象がある。いい意味で世界観もばらけているので、好みのモデルを見つけやすいかも。

1 A.ランゲ&ゾーネ/ ツァイトヴェルク・デイト
2 グラスヒュッテ・オリジナル/Sea Q
3 モリッツ・グロスマン/コーナーストーン
4 ユンハンス/バウハウス 創設100周年記念 “マックス・ビル オートマティッック Ltd1000”
5 ジン/Military Type IV


名畑政治(59歳) 時計ライター
「思えば遠くへ来たもんだ」
ベルリンの壁崩壊から、もう30年か。私が最初にドレスデンを訪ねたのは1998年。当時はまだ街がすすけ、トラバントも走っていたっけ。 そんな旧東独からいくつもの時計ブランドが飛び出し、成長したことが2019年の新作を見ると如実にわかる。例によってすべて同列、順位なし。

・ A.ランゲ&ゾーネ/リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド
・ グラスヒュッテ・オリジナル/Sea Q
・ ノモス グラスヒュッテ/クラブ・ネオマティック 39 キャンパス・ミッドナイトブルー ・ ストーヴァ/アンテア バウハウス100周年記念モデル 第2弾
・ ジン/6099.B
・ シャウボーグ/Ref.CLASSOCO-GR