オリスの主要コレクションとして親しまれてきた「プロパイロット」に違和感なくモダンなスケルトンデザインを落とし込んだビッグクラウン プロパイロットX キャリバー115。ノンリニアパワーリザーブ表示やシートベルト方式のバックルといったオリス独自の技術が採用される。
技術仕様
リファレンスナンバー: | 01 115 7759 7153-Set7 22 01TLC |
機能: | 時、分、秒(秒針停止機能付き)、ノンリニアパワーリザーブ表示(特許取得済み) |
ムーブメント: | 自社開発キャリバー115、手巻き、2万1600振動/時、38石、ピニオンとラックによって微調整する緩急針(エタクロン型微動緩急針)、耐震軸受け(インカブロック使用)、パワーリザーブ約240時間、直径34mm、厚さ6mm |
ケース: | チタン製、ドーム型サファイアクリスタル製風防(内側のみ無反射コーティング処理)、ねじ込み式リュウズ、サファイアクリスタル製ねじ込み式トランスパレントバック、10気圧防水 |
ストラップ&バックル: | チタン製ブレスレット、チタン製フォールディングバックル |
サイズ: | 直径44mm、厚さ14mm、重量107g(実測値) |
価格: | 81万円 |
*価格は記事掲載時のものです。記事はクロノス ドイツ版の翻訳記事です。
精度安定試験 (T24の日差 秒/日、振り角)
12時間後 | 5日後 | 8日後 | |
文字盤上 | +3 | +4 | +11 |
文字盤下 | +102 | 0 | +6 |
3時上 | -1 | -1 | -2 |
3時下 | -1 | +6 | +13 |
3時左 | +2 | +5 | +11 |
3時右 | -3 | -2 | -3 |
最大姿勢差: | 105 | 8 | 16 |
平均日差: | +17 | +2 | +6 |
平均振り角: | |||
水平姿勢 | 305° | 291° | 264° |
垂直姿勢 | 263° | 244° | 217° |
評価
ブレスレット&バックル(最大10pt.) | 8pt. | チタン製ブレスレットは加工が丁寧で、片開きのセーフティーフォールディングバックルは外観も設計も秀逸。 |
操作性(5pt.) | 5pt. | 大きなリュウズとストップセコンド機能の恩恵により時刻合わせは快適。完全に巻き上げるにはリュウズを約500回も回すことになる。 |
ケース(10pt.) | 8pt | ケースの形状は複雑で、作り込みも秀逸。 |
デザイン(15pt.) | 13pt. | テクニカルでモダンなルックス。ムーブメント、文字盤、ケース、ブレスレット、バックルのすべてが調和している。 |
視認性(5pt.) | 3pt. | 大きな蓄光針に比べ、インデックスが小さい。 |
装着性(10pt.) | 9pt. | 軽量で、ケースとブレスレットは手首に心地よい。 |
ムーブメント(20pt.) | 15pt. | 自社開発ムーブメントはロングパワーリザーブとノンリニアパワーリザーブ表示によって説得力がある。スケルトン加工が美しい。 |
精度安定性(10pt.) | 5pt. | フル巻き上げ直後にテンプが振り当たりを起こす姿勢があるが、5日間経つと安定した精度を見せる。 |
コストパフォーマンス(15pt.) | 12pt. | オリスの時計の中では高額だが、提供された内容に見合う価格設定。 |
合計 | 78pt. |