前作から完全に刷新された新生スーパーオーシャン。デザインの大幅な変更と価格の上昇は、評価が分かれるところだろう。
技術仕様
リファレンスナンバー: | A173751A101S1 |
機能: | 時、分、秒(センターセコンド) |
ムーブメント: | キャリバー17(セリタSW200ベース)、自動巻き、スイス公式クロノメーター(C.O.S.C.)認定、2万8800振動/時、26石、ストップセコンド、偏心ネジによる緩急調整、耐震軸受け(インカブロック使用)、パワーリザーブ約38時間、直径26.5mm、厚さ4.6mm |
ケース: | ステンレススティール製ケース、逆回転防止セラミックインサートベゼル(120クリック)、サファイアクリスタル風防(両面反射防止加工)、ねじ込み式リュウズ、ねじ込み式裏蓋、30気圧防水 |
ストラップ&バックル: | ラバー製ストラップ、ステンレススティール製フォールディングバックル(エクステンション構造) |
サイズ: | 直径42mm、厚さ12.56mm、総重量130g(実測値) |
価格: | 60万5000円(税込み)/世界限定1000本 |
*価格は記事掲載時のものです。記事はクロノス ドイツ版の翻訳記事です。
精度安定試験 (T24の日差 秒/日、振り角)
文字盤上 | +2 |
文字盤下 | +1 |
3時上 | +1 |
3時下 | 0 |
3時左 | +4 |
3時右 | -4 |
最大姿勢差: | 8 |
平均日差: | +0.7 |
平均振り角: | |
水平姿勢 | 283° |
垂直姿勢 | 277° |
評価
ストラップ&バックル(最大10pt.) | 8pt. | オーソドックスなスタイルだが、バックルがエクステンション構造なので水陸どちらでも使いやすい。 |
操作性(5pt.) | 5pt. | 潜水用グローブをはめていても、ベゼルが確実かつ快適に回せるという利点は大きい。 |
ケース(10pt.) | 8pt | 先行モデルに比べて防水性が下がったため厚みが減り、ラグも細くなってエレガントな印象。裏側はややあっさりしすぎな印象。 |
デザイン(15pt.) | 13pt. | ヒストリカルな意匠をビジュアルと着用性の両面で巧みにアップデートできている。ストラップを太く変え、カラーとケースサイズのバリエーションを増やしたのも効果的。 |
文字盤(10pt.) | 9pt. | 太めのインデックスにスーパールミノバがふんだんに使用されている。トレンドから離れたレトロ感が分針に強調されている。 |
視認性(5pt.) | 5pt. | 非常に優秀で、水中や暗がりでも確認しやすい。 |
装着性(5pt.) | 5pt. | エクステンション機能により、水中でも最適なフィット感に調整できる。 |
ムーブメント(20pt.) | 12pt. | 信頼性のある評価の高い汎用機だが、性能をクロノメーターという点に集約させているため、パワーリザーブが短めなのは残念。 |
精度安定性(10pt.) | 8pt. | 5姿勢目まではかなり安定、6姿勢目で若干の乱れが出たが、全体としてはクロノメーターの規定内に収まっている。 |
コストパフォーマンス(10pt.) | 7pt. | 先行モデルより明らかに価格が上がったところに、ブランドの成功と自信が表れている。 |
合計 | 80pt. |
ブライトリングのDNAを現代的に再構築した万能モデル、「スーパーオーシャン オートマチック 42」をレビュー
https://www.webchronos.net/features/85265/
https://www.webchronos.net/features/85265/
【インタビュー】ブライトリングCEO「ジョージ・カーン」
https://www.webchronos.net/features/82326/
https://www.webchronos.net/features/82326/
新型「ナビタイマー」をタッチ&フィール。全く別物になったブライトリングのアイコン
https://www.webchronos.net/features/77723/
https://www.webchronos.net/features/77723/