オリエントのレディース腕時計はどれがおすすめ? 歴史や特徴も解説

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2024.04.16

ジャパンクォリティーを存分に堪能したいなら、「オリエント」がおすすめだ。70年以上の歴史を誇る機械式時計の老舗が手掛けるブランドで、大人の女性にふさわしい質の良いアイテムがそろう。オリエントの特徴とレディース腕時計のおすすめを厳選して紹介する。

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機械式時計の老舗ブランド「オリエント」

腕時計の購入というと、海外ブランドを好む人も多いが、日本にも優れた時計メーカーやブランドが存在する。「オリエント」は腕時計の老舗ブランドで、70年以上の歴史を持つ。オリエントの魅力と強みを見ていこう。

オリエント時計の歴史

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オリエントは、オリエント時計株式会社(以下、オリエント時計)のブランドだった。現在は株式会社セイコーエプソンが手がけるブランドである。前身は1950年に創業した多摩計器株式会社だが、源流は01年創業の吉田時計店にある。

時計職人の吉田庄五郎は、時計の輸入販売を行う吉田時計店を開き、13年から時計用ケースの製造を始めた。20年以降は、東洋時計製作所を設立してクロックや腕時計の製造に着手したが、戦後の混乱の中で会社は解散する。

多摩計器株式会社の設立後は、東京大学の名誉教授で日本時計学会初代会長の青木保を顧問として迎え、彼の指導の下で時計製造をスタートさせた。戦後は良質な時計を数多く生み出し、海外でも高い評価を受ける。

その後、オリエント時計はさらなる発展のために、2009年にセイコーエプソンの完全子会社となる。そして17年、親会社のセイコーエプソンに統合され、より魅了的な腕時計製造に注力するようになった。

オリエントが誇るムーブメント「46系」

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46系ムーブメント。

オリエント時計の強みは機械式時計の優れたムーブメントにある。1969年にセイコーが世界初のクォーツ式腕時計「クオーツ アストロン」を発表後、多くの時計メーカーは機械式からクォーツ式に転換を図った。オリエント時計もクォーツ式腕時計への製造に軸足を移したが、機械式時計も忘れてはいなかった。

71年に発表された46系ムーブメントは、オリエント時計を代表するムーブメントである。従来の自動巻きよりもサイズは小さく、巻き上げ効率が高い点が特徴である。時代とともに多くの改良が重ねられてきたムーブメントだ。

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シリコン性ガンギ車を備えた46系F8ムーブメント。

2021年に誕生した46系F8ムーブメントには、エプソンのMEMS(微小な電子機械システム製造技術)を応用したシリコン製のガンギ車が使われている。金属製のガンギ車に比べて軽く、ゼンマイのエネルギーをより有効に使える。

オリエントスターとの違い

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オリエントの名を冠するブランドには、オリエントと「オリエントスター」がある。

オリエントスターは、1951年に生まれたブランドだ。時計製造における過程の全てにおいて、輝ける星のような時計を作りたいという思いから、ブランド名にスターが採用された。

オリエントは50年に誕生したブランドで、自社製ムーブメントと独創的なデザインが強みだ。メンズ・ユニセックスがほとんどだが、近年は女性向けのシリーズも展開している。オリエントのシリーズは以下の通りだ。

  • コンテンポラリー
  • リバイバル
  • クラシック
  • スポーツ
  • イオ
  • イオカスタマイズ


オリエントのおすすめレディース時計を厳選

オリエントは、メンズ・ユニセックスが中心だが、幅広い年代の女性に好まれるレディースアイテムも少なくない。おすすめのレディース腕時計を厳選して紹介しよう。

オリエント「イオ ナチュラル&プレーン」Ref.RN-WG0412P

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オリエント「イオ ナチュラル&プレーン」Ref.RN-WG0412P
光発電クォーツ(Cal.KN700)。SSケース(直径27.6mm、厚さ7.1mm)。5気圧防水。2万530円。

「イオ」は、イタリア語で私を意味する。「私の大切なもの、私の好きなもの、私のこだわるもの」をコンセプトにした女性向けシリーズだ。実用的であり、大人のかわいらしさが感じられるアイテムがそろう。

「イオ ナチュラル&プレーン」Ref.RN-WG0412Pは、光発電駆動のムーブメントを搭載したモデルだ。太陽光や蛍光灯の明かりを電気エネルギーに変換して動くため、定期的な電池交換の必要がない。

直径27.6mmの丸型のケースは、ステンレススティール製で、汚れやさびを心配せずに普段使いができる。

ナチュラルカラーの文字盤にピンクゴールドカラーのインデックスが映え、まさに大人のかわいらしさが表現されている。レザーベルトは上品なベージュカラーで、年代を問わずに使えそうだ。

オリエント「イオ ナチュラル&プレーン」Ref.RN-WG0415A

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オリエント「イオ ナチュラル&プレーン」Ref.RN-WG0415A
光発電クォーツ(Cal.KN700)。SSケース(直径27.6mm、厚さ 7.1mm)。5気圧防水。3万800円(税込み)。

スーツやオフィスカジュアルに似合うレディース時計を求めている人には、イオ ナチュラル&プレーン Ref.RN-WG0415Aがおすすめだ。

ケースは、直径27.6mmの丸型で、ピンクゴールド色のメッキを施したステンレススティールが使われている。白蝶貝の文字盤には、花をイメージした透明なライン状の印刷が施されており、華やかでかわいらしいな印象だ。

暗い色のスーツは地味になりがちだが、メタリックなピンクゴールドの輝きにより、袖元に華が添えられる。カジュアルな服装よりも、スーツやフェミニンなスタイルにマッチする1本だ。

オリエント「サン&ムーン」Ref.RN-KA0001A

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オリエント「サン&ムーン」Ref.RN-KA0001A
光発電クォーツ(Cal.VT3HF)。SSケース(直径34.8mm、厚さ 8.7mm)。5気圧防水。3万5200円(税込み)。

「サン&ムーン」Ref.RN-KA0001Aは、丸型のケースに深みのある赤色系のレザーベルトを組み合わせたオーソドックスなデザインで、年代を問わずに長く使える。ケース径は34.8mmと小さすぎず、時間が確認しやすい。

白蝶貝の文字盤とゴールド系カラーのインデックスの組み合わせは、クラシカルであり華がある。太陽と月が移動する昼夜表示のサブダイアルもユニークだ。

サン&ムーンのシリーズには、レディースでは、この他に2種類のラインアップがある。ケースやベルトのカラーによって雰囲気が大きく変わるため、吟味して選ぼう。


ペアで身に着けられるオリエントの人気アイテム

ペアで身に着けられる腕時計は、恋人やパートナーへの特別な贈り物にぴったりだ。プレゼントにすれば2人の絆が一層深まるに違いない。数あるシリーズの中から、ペアで身に着けられる人気アイテムを厳選して紹介する。

オリエント「バンビーノ」Ref.RN-AC0M04Y

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オリエント「バンビーノ」Ref.RN-AC0M04Y
自動巻き(Cal.F6724)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。5気圧防水。4万2900円(税込み)。

オリエントの「バンビーノ」は、年代や性別を問わずに使えるクラシカルでオーソドックスなシリーズである。ふっくらと丸みを帯びたケースと細めのラグが特徴で、どことなくレトロな雰囲気が漂う。

バンビーノ Ref.RN-AC0M04Yは、ケース径が38.4mmで、女性でも身に着けやすい。ボンベダイアルやボックス形風防を採用するなど、ディテールへの強いこだわりも感じられる。

シースルーのケースバックからは、Cal.F6724が動く様子を鑑賞できる。手巻き付きの自動巻きムーブメントなので、腕時計を巻き上げる楽しみを味わいたい人にもおすすめだ。

オリエント「クラシック」Ref.RN-AG0727Y

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オリエント「クラシック」Ref.RN-AG0727Y
自動巻き(Cal.F6T22)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径35.9mm、厚さ12.2mm)。3気圧防水。3万8500円(税込み)。

「クラシック」Ref.RN-AG0727Yは、ケース径35.9mmのユニセックスモデルである。男性が身に着けるにはやや小ぶりだが、女性の腕にはちょうどよいサイズ感だ。

ピンクゴールドカラーのメッキを施したケースと、ブラック系文字盤の組み合わせが美しく、いつもの装いがグッと格好が付く。9時位置がセミスケルトン仕様となっており、動くテンプが見える点もチャームポイントだ。

深みのあるブラウンのレザーベルトは、使い込むごとに味わいが増す。はやり廃りのないシンプルなデザインなので長く愛用できるだろう。


自由にカスタマイズできるシリーズも登場

洋服を着替えるように、腕時計も自分好みにカスタマイズできたらいいのにと思ったことはないだろうか?

2022年、「イオ」シリーズから腕時計本体(6種類)とベルト(9種類)をカスタマイズできるシリーズが登場した。パーソナライズした特別な1本を大切な人に贈るのもよいだろう。

オリエント「イオ」Ref.RZ-WG0502P

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オリエント「イオ」Ref.RZ-WG0502P
光発電クォーツ(Cal.VS224)。SSケース(直径36mm、厚さ7.7mm)。5気圧防水。1万4300円(税込み)。

カスタマイズ可能な「イオ」シリーズの腕時計に採用された文字盤の色は、とある1日の中で目にする色がテーマだ。ニュアンスカラーやグラデーションカラーの色使いによって、1日を自分らしく過ごし、大切にしたいという気持ちに寄り添う腕時計が表現されている。

イオ Ref.RZ-WG0502Pは、夜が明ける時間帯の空の色を文字盤に採用したモデルだ。インデックスのないグラデーションカラーの文字盤からは、ぼんやりと明るくなる空が見えてくるようだ。

パープル〜ピンク系統の色なので、ホワイトやベージュはもちろん、ダークグリーンのベルトもマッチする。ケース径は36mmで、光発電で稼働する腕時計だ。

オリエント「イオ」Ref.RZ-TX0102S

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オリエント「イオ」Ref.RZ-TX0102S
光発電クォーツ(Cal.VS752)。SSケース(直径38mm、厚さ10.5mm)。5気圧防水。1万6500円(税込み)。

「イオ」Ref.RZ-TX0102Sに備えられた文字盤のカラーは、「昼の時間帯に現れる空の色」をイメージしたものだ。ホワイト系の文字盤にゴールドカラーのインデックスと針を組み合わせているため、視認性が高い。

ストップウォッチ機能を備えたクロノグラフモデルのため、ビジネスシーンやスポーツシーンでは特に重宝するだろう。5気圧防水を備えているので、水と接することの多い職場でも活躍するに違いない。

ケース径は38mmと女性が着用するとするならば、少々大きなサイズだ。風防には傷が付きにくいサファイアクリスタルが採用されている。


今を輝く女性にオリエントのレディース時計を

オリエントは1950年の誕生以来、機械式ムーブメントを搭載した腕時計を世に送り出してきた。セイコーエプソンに統合されてからも独自性は消えることなく、技術面ではさらなるパワーアップを遂げている。

レディースのラインナップは、メンズに比べると少ないが、上質で飽きのこないアイテムがそろっている。「イオ」シリーズのカスタマイズが可能なモデルは、持つ人の個性を引き出してくれるだろう。今を輝く女性にオリエントの腕時計を贈ってみてはいかがだろうか。

Contact info: オリエントお客様相談室 Tel.042-847-3380

参考サイト:オリエント https://www.orient-watch.jp


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